法人携帯の機種変更をする際に気を付けるべきポイント
法人携帯は実に便利なものであり、まだ導入していないのであれば検討しておくべきです。しかし、法人携帯ならではの注意点もあります。導入した後に気をつけておきたいのが機種変更についてです。機種変更時には追加コストが発生することや、互換性等の点で問題になることも。今回は法人携帯の機種変更時に気を付けたいポイントをご紹介します。
法人携帯を機種変更するメリットは多い
法人携帯を導入後に、この機種は使いにくい、機種が古くなったから変更したいという理由で機種変更されることは少なくありません。特に業務内容が変わり、機種変更の必要性が生じることはしばしばです。
例えば、古い機種では出来ない業務も新しい携帯にすることで簡単に出来るようになることもあります。昔の携帯ではエクセルファイル等の編集も出来ませんでしたが、最近のスマートフォンであればこうした作業も容易に出来るようになっています。
機種変更をすることで更にビジネスが加速しますし、業務も効率化します。だからこそ時折しておきたいのが機種変更です。
こうした機種変更をする際に最も質問されることが多いのがコストについてです。かかるコストはケースバイケースなものの、業者によっては無料で出来ることもあります。特に同じ機種を長期間使い続けていたという場合には、無料で出来ることが多いです。
しかし、機種変更時には通常はコストがある程度かかるものと考えておいてください。法人携帯を一気に新しいものにするとなると、それだけコストもかかってきます。変更に伴い、電話番号の更新等も生じます。新しい電話機になれる必要性も出てきます。結果的にコストだけでなく時間もかなりかかる可能性があるので、機種変更は出来るだけ予定を立てて、計画的に行っていくことが必要になってきます。
機種変更時に注意したい点について
機種変更時には気をつけておきたいことが幾つかあります。まず、互換性について注意しておくべきです。携帯の変更をした結果、使っていたシステムやファイルが使えなくなるようではしかたありません。
更に、携帯によっては直ぐにバッテリーが消耗してしまうことや、重くて使いにくいといったこともあります。新しい携帯を導入したために思わぬトラブルが生じることは意外と多いものです。
最悪の場合、せっかく高い費用を支払って変更したのに、使いにくいために従業員が法人携帯を使ってくれなくなることもあるのです。これでは、業務にも支障が出てきてしまいます。
そのため、変更を検討している機種についてはじっくりと導入試験をしておく必要性があります。トライアルとして無料で導入できる業者もあるので、まずは数台だけ導入して使い心地を確かめておきましょう。色々な機種を試して気に入ったものに変更することもおすすめします。
導入する際には情報の流出やバックアップ等にも注意しないといけません。もしものためにまずはバックアップを取っておきましょう。バックアップを取っておかないと顧客情報が失われて問題になることがあります。
データ転送も細心の注意を払っておかないといけません。例えば、Wi-Fiを介してファイル転送をしてしまうと、情報が流出してしまって顧客の信用が損なわれる危険性がありますから十分に気をつけておきたいところです。
機種変更に伴って業者を変えるのもあり
機種変更する際には業者を変えることも検討してみましょう。機種変更時に業者変更をすると、お得な割引が利用できる業者もあります。
携帯を変更するに当たっては業者の比較をしておくことをおすすめします。現状に満足しているならば法人携帯を最新の携帯に変える必要性もありません。業者によっては更新費用を得るために法人携帯の更新を勧めてくることもあります。
しかし、会社の携帯を変更するのは大変です。コストもかかるだけでなく、時間もかかります。できることならば、こうした苦労はしないのが一番です。業者にすすめられたから携帯を更新するのではなく、本当に切り替える必要性があるのかどうかをしっかりと検討する必要があります。
切り替え時にはカスタマイズ携帯を検討してみるのもよいでしょう。カスタマイズ携帯であれば、自社の業務にあった最適な機能だけを備えた機種を利用できます。こうしたカスタマイズ携帯は料金はかかるものの、それだけの価値は十分にあります。余計な機能がなければそれだけ動作もスムーズですし、研修の時間も少なくなります。
何よりもカスタマイズされた機種は一般の法人携帯にはない特殊な業務をこなせるのも利点です。例えば、クラウドを利用して顧客情報に常時アクセスする、法人携帯間で無線通信を可能にするといったように色々な使い方が出来るようになります。
機種を変更することはメリットが多いものの、実際に変更する際には注意点もあります。うまくすれば業務の効率を大きく上げてくれますが、失敗するとコストがかかるだけになってしまうこともあるので、変更する際には業者に相談して注意深く行っていきましょう。