法人携帯の名義変更は「譲渡」により可能!譲渡手続きの方法について
法人携帯を利用する際には疑問点をなくしておきたいところです。たとえば、法人携帯は名義変更により譲渡することが可能です。小難しい手続きがあるのかと思われる方もいるかもしれませんが、譲渡自体簡単であり、そこまで手間もかかりません。ここでは手続きの方法やその注意点などについて紹介します。
名義変更は実は意外とする機会が多い
名義変更の必要性は実はかなり高いものです。たとえば、会社が合併して契約上の名義が変わることがあります。この場合には名義変更をしておかないといけません。他にも、退職後に法人携帯を個人用として使うケースもあるでしょう。こうした場合にも名義変更をしないといけません。グループ会社間で移籍する際にも、名義変更をして法人携帯の契約を正しておく必要性があります。
このように名義変更をしないといけない機会は実に多くなっています。しかし、名義変更自体はそこまで難しくありません。特に譲渡によって解決することがおすすめです。 法人携帯における譲渡とは、番号や機種を変更することなしに契約の名義を変更する手続きのことです。これを行うことで、法人携帯を個人用として使ったりすることが可能になります。
個人から個人、法人から法人、個人から法人、法人から個人、といったように多様な方法で譲渡することも可能です。 この手続き自体は会社がやってくれることもありますが、自分でやらなくてはいけないこともあります。もしもしっかりと譲渡をしておかないと、契約上問題になることがあるので気をつけて下さい。
また譲渡をしないと、会計上で問題が生じることもありますし、違約金等が発生することもあります。だからこそしっかりと行っておきたいものです。そんな譲渡の実際の方法について詳しく見ていきましょう。
実際の手続きのしかたについて知ろう
手続き自体は実に簡単です。まず、処理をする際には携帯キャリアのカスタマーサービスに連絡してください。ホームページでやり方が解説されていることもあります。キャリアによってやり方が異なるので気をつけておかないといけません。
通常、キャリアが用意する申込書もしくは申込ホームページ上に必要事項を記載することで手続きできます。譲渡を行う側とともに譲渡される側の印鑑や名刺、本人確認書類も必要です。本人確認書類は身分証で基本的に問題ありません。
申込書に記載して必要書類を郵送もしくはアップロードしたら、数日で手続きは全て終わります。後は、変更事項が記載された書面が届きますから、こちらを確認して間違いがなければそれで終わりです。 稀に申し込み時に問題が生じることがありますが、そのほとんどが書類の不備等が原因ですので、スムーズに申し込むためにも、しっかりと必要書類等は全て用意しておきましょう。
ちなみに、費用は1回線につき3,000円です。大量に手続きする場合には更に格安に出来ることもあります。もしも大量に手続きをするとなると費用だけでなく、登録の手間もかかります。場合によっては譲渡するよりも新しいキャリアに切り替えたほうが良いこともあるので、色々な選択肢を検討してみて下さい。手続きについてもしも困った場合には、カスタマーサービスに連絡して対応してもらうようにしましょう。
譲渡手続きで気をつけておきたいこと
実際に法人携帯の譲渡手続きを行う際には、気をつけておきたいこともあります。たとえば、法人携帯を個人用に切り替えることが出来ないケースがあります。法人携帯によっては法人用途に限定されており、法人から個人への切り替えが実質上不可能なことがあるのです。
これは契約上の問題であり、もとより取り決めがあるため変更することはできません。これから法人携帯を契約する際には法人から個人への切り替えが可能かは確認しましょう。
さらに、相対条件は引き継げません。たとえば、法人向けの割引などは継承出来ないことがあるので気をつけて下さい。法人向けキャンペーンが適用されている法人携帯は個人が利用することが出来ないようになっています。
相対条件もいろいろとありますが、中には引き継げるものもありますので、まずはキャリアに相談してみて下さい。基本的に引き継げるかどうかはキャリアの対応や契約条件次第でかなり変わってきます。
ちなみに格安スマホやSIMも譲渡は場合によっては可能ですから安心して下さい。 このように色々と気をつけておきたいこともある手続きですが、しないといけない手続きであることも確かです。
注意しておきたいのが譲渡に時間がかかるケースがあることで、申請中は一定期間携帯やスマホが使えなくなる可能性もあります。このため、実際に行う際には予備の携帯等を用意しておくことも大事でしょう。
法人携帯の切り替えは実は簡単に出来ますが、紹介したように注意点も多いです。実際に譲渡をする際には注意点に気をつけながら行うようにしましょう。また、どのくらいで手続きが終わるかはキャリアによって変わることもポイントです。